第二一回 土産物 ピンバッジ編
昭和ガラクタノスタルジー「家のじゃまけモノ」

天袋、家の掃除をしてみれば出るは出るは、あの日のお宝?
誰が行ったか知らないが「旅の土産のキーホルダー」
叱られて、取り上げられた「プラモデル」
勉強用、買って使わず「ヒーローノート」
誰が聴いたかビックスター「昭和歌謡のSP盤」
娯楽といえばプロ野球、知らぬ球団「バッヂ」をつけて草野球
あの頃、
捨てずに残したお宝も、今じゃ「家のじゃまけモノ」

「信州・白樺湖、山口・萩、大阪・和歌山の紀泉高原」ピンバッジ

キーホルダーに紛れて見つかった、小さないやげモノ「ピンバッジ」

 天袋から、令和の世に昭和より時空を超えて(笑)現れた「いやげモノ」キーホルダーの中に紛れていた観光地のピンバッジ・・・。見たときはキーホルダーの鎖部分が切れたヘッドかなと思いきや!? よくよく見てみると「ピンバッジ」だった、それも観光地のお土産の・・・。でたよ、子供が喜ばない「いやげモノ」・・・。

 そもそもピンバッジて危ないんだよね、ピン(針部分)部分を鞘の様にしまい込むピンカバーが外れたら、皮膚にグサリと突き刺さり。今なら安全性を考えれば、子供にあげるなんて絶対にアウト!! その上、小学生が服や野球帽にこのお土産バッジつけるか~? まだしもプロ野球バッジなら分かるけど。当時は完全なる「いやげモノ」、今では「家のじゃまけモノ」です。

信州・白樺湖ピンバッジ、モノは良くできていると思う。ベースのシルバーに「白樺湖」の文字とミニチュア・ベルはゴールド系、白樺湖らしい逆三角形は七宝焼風に色鮮やかな装飾だ。でも、いらないです。子供は絶対に喜ばないです。

二つ目は山口・萩のピンバッジ。きっとモチーフは「萩城跡」なんだろうね・・・。石垣しか残っていない城跡をメインモチーフに・・・、言い訳のようなコピーが表示されている「史跡のまち」。子供のお土産ならば、せめて城のバッジを買ってきてよ~、あの頃の大人たち。

三つ目は、超~マイナーな大阪から和歌山に連なる「紀泉高原」のピンバッジ! 紀泉アルプスとも言われていたけど・・・、誰が知っている!! 子供を舐めるな~(あの頃は言えなかったけどね)。

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