

島田酒造
小富士 純米
原料米 松山三井
精米歩合 55%
日本酒度 -1
酸度 未公開
アルコール分 15%
産地 愛媛県東温市志津川
本日は宅呑み、愛媛県「島田酒造」さんの看板銘柄で一献。ここは家族経営の小さな酒蔵さん、蔵から見える松山沖の「興居島・伊予の小冨士」から命名された「小富士」をいただきます。そのお味は、ダレるような無駄な甘味がなく、だけど旨味がしっかり感じられる、微かに嗅ぎ取れるほのかな香り。食中酒としてよくできているお酒です。酒蔵さん曰く、「華やかさは求めず、存在感はあるが決して出過ぎない、肴の旨さを十分に引き立てる名脇役な酒を目指しています」と! その通りのお酒に仕上がっています、冷やでもいい、ぬる燗ならさらにいい酒です。

あわす肴
魚屋さん「瀬戸内産・牡蠣フライ」
瀬戸内のお酒の肴は、やはり瀬戸内のモノを選びたい。それも、名脇役な酒には超主役級の肴を! 何にするか迷った挙句、町の魚屋のお惣菜コーナーで見つけた「瀬戸内産・牡蠣フライ」、もちろん揚げたてだ~。この牡蠣は粒が大きく、甘みが強く、ヒモ部分はしっかり磯の香りが口内に充満する。穏やかな瀬戸の海に浮かぶ「伊予の小冨士」を眺めながらの一献のようだ(笑)。主役を傍から支える名役者がいてこそ芝居は成り立つ、それと同じことが酒と肴にも言える。奥が深い・・・。

島田酒造株式会社