成龍酒造
賀儀屋(かぎや)無濾過 純米吟醸 黒ラベル
原料米 松山三井
精米歩合 50%
日本酒度 +4
酸度 1.7
アルコール分 15.5%
産地 愛媛県西条市周布
本日はなぜか(笑)? イタリアンバールで一献。頂いたお酒は、愛媛県西条市に蔵を構える「成龍酒造」さん、それも情熱の看板酒「賀儀屋 無濾過 純米吟醸 黒ラベル」!
なぜ?「情熱」なのか、なぜ?「賀儀屋(かぎや)」なのか! それは、「成龍酒造」さんの前身「鍵屋本家」にある。この「鍵屋本家」とは江戸時代に何代も続いた「庄屋の米蔵の鍵」を管理していた(当時は米イコールお金ですものね)、明治に入り「庄屋制度」の廃止に伴い酒造業を始めたのです。そして、看板酒の銘柄を屋号だったの「賀儀屋(鍵屋)」としたのでしょう。
そして、酒造りの理念に「情熱」の籠ったイキな言葉を掲げている~、「酒は夢と心で造るもの」と! カッコいい~。
そんな情熱が籠ったお酒の味は、全ての面でバランスが取れ、どんな肴にも合う食中酒。原料米の愛媛産・松山三井を半分まで磨き上げ、全量手洗いと手間隙をかけ造りだすお酒。隠し味の如く、熟成感が仄かに感じるところが憎い~(笑)! 呑み疲れせず、ひと口呑めば「ほっ」と一息付ける、肩の力を抜いて楽しめるお酒です。
あわす肴
特製・生ハムのピッツァ (お値段忘れました・・・)
本日は、先ほども言ったけど・・・「なぜ」かイタリアンバールでの一献。お邪魔したお店は、京阪本線「守口市」駅と大阪メトロ谷町線「守口」の間、住宅街に店舗を構えるイタリアンバールの「バール ジェニオ(bar genio)」さんです。
古民家をリノベーションした空間には、昭和レトロなインテリアと家具で演出されている、私に似合わない小洒落た~お店です(笑)。
「私に似合わない」と思いきや、ここの店主も似合っていない(笑)~! 前歴を聞けば「元芸人」で、漫才コンビ「ベジタブル」と名乗っていた時に「ABC新人お笑いグランプリ新人賞」を受賞したと言う! だから、おしゃべりが達者(面白い)なんですね、もちろん料理の腕前もね!
その店主・小宅さんが作ってくれた肴は「特製・生ハムのピッツァ」!? 日本酒に合うかなと恐る恐る口にした。意外や意外、合うんですね! 生ハムのしょっぱさが、優しい旨味の「賀儀屋」と。お笑いと同じで、何でも一度は試してみる事が大切だと教えられた気がした今宵の一献だった。
住宅街に突然現れる「バール ジェニオ(bar genio)」。「ジェニオ(genio)」てイタリア語で「天才」、自分で言うかね!(笑)
この人が店主で元芸人の小宅雅司さん、よく言えば「深夜食堂」の小林薫似だ~。次に訪問したら「メニューはこれだけ。あとは勝手に注文してくれりゃ、できるもんなら作るよって。」とあの決め台詞を言ってください。無理なものを肴に頼みますから(笑)。
本日、一献の酒場は
バール ジェニオ(bar genio) 大阪府守口市来迎町4-8
営業時間 ランチ 11時30分~14時00分
ディター 18時00分~21時00分
定休日 水曜日、木曜日(定休日・営業時間はご確認ください)
バール ジェニオ