酒 / 吟醸 七冠馬(島根県) 
肴 / 菜の花とホタルイカの辛子みそ

一二六献目 一合一肴・いちごうひとな

簸上清酒合名会社
吟醸 七冠馬

原料米 山田錦
精米歩合 50% 
日本酒度 +5
酸度 1,6
アルコール分 16%
産地 島根県仁多郡奥出雲町

 本日の一献は、宅飲み! いただくお酒は、島根県仁多郡奥出雲町に蔵を構える「簸上清酒」さん。ここは1712年から奥出雲の地で約300年の歴史ある蔵元なのです。そして「泡無酵母」発祥の地として知られている。その「泡無酵母」とは全国の蔵元の半数以上が使用する酵母で、昭和37年にこの酒蔵で発見されたんだそうです。ある日、酒樽を見れば「普通なら酒樽いっぱいに真っ白い泡があるはずなのに、たまにそれがない樽がある」と、これが「泡無酵母」の始まりとなったのです。

 そんな酵母で醸造された「吟醸 七冠馬」、そのお味は! 醸造アルコールを使っているので口当たりが良く、すっきりとした後味です。燗で頂けば、醸造アルコール感がなくなり、さらに肴を邪魔しないお酒になった。料理の邪魔にならい酒を目指す「簸上清酒」さん、良い仕事してますね。これから醸造アルコールを使ったお酒もいろいろ試してみます。

あわす肴
菜の花とホタルイカの辛子みそ

 春到来! そんな肴を食べたくなり買い出しへ。まず魚屋で富山産「ホタルイカ」(税込450円)、無人販売所で地産物の「菜の花」(150円)を購入。

「菜の花」を沸騰したお湯に約1分浸かっていただき、冷水で締め水切り~。その間に「ホタルイカ」の目玉を取り、「辛子みそ」を作ります、「お味噌」に「砂糖、お酢」、そして「練りカラシ」を好みの量をぶちこんで! あとは混ぜるだけ~。調理時間10分ほどで完成、春を感じる酒の肴が! さぁ、実食! 「菜の花」のほろ苦さ、「ホタルイカ」の甘さに少しパンチの効いた「辛子みそ」。酒の肴にうってつけ、自画自賛(笑)し本日の昼呑みを楽しむのでした。

彩も美しく仕上がった。それを見つめる「マンボウ」、なぜか「マンボウ」のお皿に盛り付けてしまった・・・。

簸上清酒合名会社 | 島根県奥出雲町にある「七冠馬」「玉鋼」の簸上(ひかみ)清酒
島根県奥出雲町にある「七冠馬」「玉鋼」の簸上(ひかみ)清酒です。泡無酵母発祥の地である弊社は神話とたたらの里、奥出雲横田の地に1712年より蔵をかまえる酒屋です。
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