

旭菊酒造
旭菊 WINS(ウインズ)
原料米 山田錦
精米歩合 60%
日本酒度 +5
酸度 1,6
アルコール分 15%
産地 福岡県久留米市三潴町
本日の一献は、ちょいと遅いですが(笑)、お正月用に頂いたお酒で家呑みです。頂いたお酒は、福岡県久留米の酒蔵、過去にも二度ほど紹介した「旭菊酒造」さんの「旭菊 WINS(ウインズ)」です。
この酒蔵のモットーは「流行に左右されない日本古来からの米の旨みにこだわり食事に合うお酒を造る」となかなか頑固な九州男児。その味わいは、スペック的には同蔵の「綾花」に似ているのだけど、コクと酸味がしっかりと表れ、深みのある旨味が口に広がる旨口の酒。イメージとしては「綾花」とは真逆に感じる。
そして、このラベルには熱い思いが込められている。2010年に火災により蔵が全焼した、その窮地を救ってくれたのが取引先の酒販店・飲食店でした。旭菊を応援するために「手を取り合って」と造られたお酒、それがこの「旭菊 WINS」なのです。ラベル基調色の黄色は「ソフトバンク・ホークス」から来てるのかなと思いきや、阪神タイガースファンの常務さん「これは阪神の勝利を願った酒」とのことです・・・。九州男児じゃねぇ~のかよ(笑)。

あわす肴
おせち詰め合わせ
どんな料理にも、よく合いそうな「旭菊 WINS」には、正月の「おせち」がいいに決まっている。そう思い、年末に市場の惣菜屋さんで仕入れた具材をお重に並べた。ざっくり紹介すれば、上から時計回りに「ローストビーフ」、自家製(唯一、煮ました)「煮染め・筍」、「八幡巻き」、「煮染め・人参、牛蒡」、京都の「千枚漬け」、「数の子」、宇和島の「紅白かまぼこ」、酒のムラタ屋さんから「モロコ佃煮」、真ん中は「丹波の黒豆」の八品です。
「旭菊 WINS」は冷やでも燗でもOK。肴に合わせ冷・燗を織り混ぜ楽しんだ、良いお正月の祝いになった。

ミニおせちだが、良いラインアップだと思う。
