昭和ガラクタノスタルジー
「家のじゃまけモノ」

第三回  プロ野球バッヂ  セリーグ編  <その1>

天袋、家の掃除をしてみれば出るは出るは、あの日のお宝?
誰が行ったか知らないが「旅の土産のキーホルダー」
叱られて、取り上げられた「プラモデル」
勉強用、買って使わず「ヒーローノート」
誰が聴いたかビックスター「昭和歌謡のSP盤」
娯楽といえばプロ野球、知らぬ球団「バッヂ」をつけて草野球
あの頃、
捨てずに残したお宝も、今じゃ「家のじゃまけモノ」


昭和プロ野球の大スターといえばこの人! そう、ミスターのキャラバッヂ(笑)

 第3回目は、セントラルリーグ前編。昭和プロ野球(高度成長期)の代名詞は、やはり「読売巨人軍・長嶋茂雄」でした。友達がかぶっている野球帽は、もちろん「Y」「G」マークの黒やつ~。他球団の帽子って売っていたのか?今でもナゾです(笑)。

 そして、今では考えられない(世界情勢)捕鯨会社が球団を持っていた! それも山口県をフランチャイズしていたんですよ~。そんな個性的な球団を含めた3球団のバッヂを懐かしんでください。 

セントラルリーグ・読売ジャイアンツ 1934年~ 

 今年、球団創立90年を迎えた読売ジャイアンツ。とにかく、V9時代は強かったですね、選手を見渡せば長嶋・王・張本、ピッチャーは堀内、小林・・・書き出せばキリがない(笑)。その上、テレビ漫画(アニメ)の影響で子供の人気もすごかった時代です。そのひとつ目がミスターのキャラバッチ、このバッチはお菓子のおまけだっただろうか・・・? 2つ目はガチャポンで手に入れたスチール製バッチ、黒とシルバーの構成で地味だけどカッコいい。最後の2点はガチャポン10円時代のバッチです。

セントラルリーグ・東京ヤクルトスワローズ 1970年~ 

 2球団目は、東京ヤクルトスワローズ。高度成長期、この名称に落ち着くまで3度も変わっている、親会社が「国鉄、サンケイ、ヤクルト」と。サンケイ時代は「アトムズ」に改称したけど、諸問題により国鉄時代に使われていた「スワローズ」再改称。当時、大人に「スワローズって何?」と尋ねたことがある。答えは「ツバメ」、子供心に「弱そうな名前だな~」と思った。

これはガチャポン20円時代だと思う。

セントラルリーグ・大洋ホエールズ 1950~1952年 1955~1992年 <現・横浜DeNAベイスターズ>

 最後はセリーグで一番レアなバッヂ! 親会社が水産会社の「大洋漁業」のちに「マルハ」になり現在は「マルハニチロ」。元々は捕鯨をメインに操業していたので名称に「ホエールズ」が入っているんです。球団創設期のフランチャイズは山口県下関市だった、今でいう地域密着型球団ですね。

 でも、「○」に「は」のマークは子供たちには不人気だった(苦笑)、缶詰にこのマークが付いていたので「ツバメ」以上に弱そうに感じてました。

今、思えば、なんて男前なマークなんだろう! 海の男を感じさせてくれます。
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