羽田酒造
初日の出 秋限定純米酒 秋あがり
原料米 国産米
精米歩合 60%
日本酒度 +3.0
酸度 未公開
アルコール分 16%
産地 京都市右京区京北
ホームグランド「酒のムラタ屋」から今宵の一献です。いただくお酒は京都の酒蔵「羽田酒造」さんの「秋限定純米酒」! 「羽田酒造」さんは二度めの紹介です。京都嵯峨野から車で約40分、北山杉の美しい山間に構える創業120年の酒蔵ですね。蔵の敷地内には田園があり、なんと! 蔵人が米造りをも行っているんです。そのお米を使った酒造りも「昔ながらの手洗いを守る洗米」、「木桶を使う醸造」など、手間暇をかける伝統を守り抜いているんです(すごいです)。
そして! 本日いただく「初日の出・秋限定純米酒 秋あがり」は、春に搾ったお酒を呑み頃の秋までゆっくり熟成させた限定酒。ベースになっている「初日の出・純米酒」はスッキリとした米の旨味を感じるお酒だが、まず、冷やでいただくと、この限定酒には何か隠れている~。ぬる燗にすると「出てきた!出てきた!」深みのある熟成の味わいが。京酒には、華やかな香りや甘めが多いので敬遠がちだけど・・・。このお酒、迎合しない気骨感があっていい酒です!
あわす肴
紋甲イカのウニ醤油 900円
気骨がある京酒には「グニャグニャ、ぬちゃぬちゃ」軟体動物「紋甲イカの刺身」を肴にした。だが、ここはホームの「ムラタ屋」だ、ただの「イカ刺し」じゃない~。なんと醤油は特製「ウニ醤油」! 濃厚な紋甲イカの甘みに、磯の風味を纏った醤油にドボン~、口に広がる海産物の旨味。そこに間髪入れず米の旨味を流し込む~、「おぉ! 旨い!」。主役の「イカ刺し」がなくなっても、「ウニ醤油」が残っている。これを「ちびちび」と肴に(笑)、杯を重ねる今宵の一献だ。
本日、一献の酒場は
酒のムラタ屋 大阪府大阪市西成区天下茶屋2-21-13 2F
営業時間 18時より 定休日 日・月曜日