

中城本家酒造
城川郷 尾根越えて 特別純米
原料米 山田錦 しずく媛
精米歩合 58%
日本酒度 +1
酸度 1,6
アルコール分 15,3%
産地 愛媛県西予市城川町嘉喜尾
本日の一献は、気なっていた愛媛のお酒を宅呑みで頂きます。そのお酒を醸造する酒蔵は、西予市城川町という奥伊予に蔵を構える「中城本家酒造」さんです。奥伊予と言ってもピンとこないでしょうね、愛媛県と高知県の県境、四国山脈の尾根付近に位置します。とにかく自然豊かな場所なのです。そんな場所で醸造した「城川郷 尾根越えて 特別純米」を紹介します。
まず! 冷やでの味わいは、ほんのり甘さを感じさせつつ、喉元を過ぎれば辛さの余韻が残る。ぬる燗で頂けば、香りは炊き立てのご飯、味はやはり甘さと辛さが交互に味わえる。優しいなと思えば、いきなりツンツンしだす、それはまるで「ツンデレ(笑)」のような旨酒なのですよ。手に入りにくいお酒ですが各地の愛媛県事務所などで売ってます!

あわす肴
あん肝ポン酢
そんな「ツンデレ酒」に合わせる肴は、レンジとラップで作った簡単レシピ「あん肝ポン酢」だ~。山間部で醸造されたお酒に「なぜ?あん肝」と言われれば、それはアンコウはブサイクな魚だからなのですよ(笑)。
「尾根越えて」の名の通り、この地域に行くには、幾つもの屋根を越えなければ辿り着きません。昔から山の神様は女神さまで、美しい者に嫉妬すると言われているんです。だから猟師さんが山に入る時に、必ず「オコゼの干物(これもブサイクな魚です)」を腰に吊るして豊猟と安全を祈ったそうです。だから今日の肴はアンコウの肝にしたのです。これなら「ツンデレ」な山のお酒(女神さま)も、きっと喜んで頂けたと思う!

中城本家酒造合名会社 -城川郷- | 愛媛の地酒『城川郷』を醸す中城本家酒造。120年以上の伝統を受け継ぎ、こだわりの日本酒をお届けします。
愛媛の地酒『城川郷』を醸す中城本家酒造。120年以上の伝統を受け継ぎ、こだわりの日本酒をお届けします。