酒 / 山法師 純米爆雷辛口 原酒生酒(山形県)
肴 / ごぼうチーズ

一三六献目 一合一肴・いちごうひとな

六歌仙
山法師  純米爆雷辛口  原酒生酒

原料米 出羽の里 
精米歩合 70% 
日本酒度 +28
酸度 1.3
アルコール分 18%
産地 山形県東根市温泉町

 本日は町の酒屋一筋五〇年、大鳥大社門前近くの「さかいの酒屋 さかえ」さんの角打ちで一献です。今回は異例の冷酒(とにかく暑い日だったので・笑)で、いただくのは山形の酒蔵「六歌仙」さんの「日本で一番辛い日本酒」と謳われている「山法師  純米爆雷辛口  原酒生酒」です。

 まぁ~ひと口呑めば「爆雷」の意味がよくわるお酒だ~! おぉ、米の旨味が・・・と思った瞬間、追いかけるように口内にキレ味の良い刀でスパっと鋭い辛味が!! 暗い夜道で後ろから辻斬りにあったような衝撃~(あった事がないですが)。

 だけどこの「日本で一番辛い日本酒」は、ただの辛口じゃない! しっかりと米の旨味が伝わる「辛旨」絶妙バランスのお酒だ。その上、「山法師  純米爆雷辛口  原酒生酒」は年に一度の限定出荷品で限られた酒屋さんでしか販売していないようだ。機会があれば皆さまも一度お試しあれ、今まで呑んだ「辛い日本酒」とは一味違うはずです。これを造った「六歌仙」さんも凄いけど、これを置いている町の酒屋「さかえ」さんも凄いですよ。

あわす肴
ごぼうチーズ 300円

 角打ちの肴といえば「乾き物、缶詰、魚肉ソーセージ、プロセスチーズ」なのだけど、ここ「さかえ」さんでは、お酒好きの若旦那さんが日本津々浦々の珍味を選りすぐり提供している。そこで選んだのは聞いたこともない「ごぼうチーズ」? ゴボウもチーズも好きだけど想像がつかない・・・。

 目の前に現れた「ごぼうチーズ」は、さきがきゴボウを唐揚げにして、そこにチーズをまぶしているスナックタイプの珍味だ。その味は、ゴボウの土の風味を持ちながらもカマンベールチーズの濃厚な味わい。

 少し「麹」を思わせる甘さがあって、その甘さが「爆雷辛口」によく合う! 本日も町の酒屋さん角打ちで、良い昼酒の一献でした。

これが「ごぼうチーズ」、発酵食品とは違い高級なスナックって感じかな~。
上・本日の日本酒メニュー、カウンターの仕切りにはつまみメニュー。ルールは店内にあるものは全部飲める。ただし、ボトル・缶(700ml未満)は「定価」プラス「チャージ100円」、それ以上のお酒ならば「定価」プラス「チャージ500円」。
下・これが店内の雰囲気です。
上・若旦那さんが自分自身でデザインしたキューブ型サイン、良いセンスです。これが目印ですよ!
下・お店の外観です。

本日、一献の酒場は
さかいの酒屋 さかえ 大坂府堺市西区鳳中町6丁197-6  
営業時間 16時~22時  定休日 水曜日

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