天袋、家の掃除をしてみれば出るは出るは、あの日のお宝?
誰が行ったか知らないが「旅の土産のキーホルダー」
叱られて、取り上げられた「プラモデル」
勉強用、買って使わず「ヒーローノート」
誰が聴いたかビックスター「昭和歌謡のSP盤」
娯楽といえばプロ野球、知らぬ球団「バッヂ」をつけて草野球
あの頃、
捨てずに残したお宝も、今じゃ「家のじゃまけモノ」
こりゃ凄いものを発見~! 約55年も眠っていた「ウルトラQノート」
このノートを発見したときは、本当にびっくりした。行李の中にあった茶封筒を開けてみたら「ウルトラQノート」が4冊、「ウルトラマンノート」が1冊が入っていた! それも使ってないノートが、それなりに美しい状態で残っていたのです。今後、数回に分けて紹介していきますね。ウルトラの時空の旅を楽しんでください。
表紙には「ガラモン・パゴス」が描かれている、写真と言うよりもイラストに近いタッチです。モロクロ写真に色つけをしたような、昭和の味が出ていて懐かしいです~。それに「ウルトラQ」の題字の下に、特撮映画の制作プロダクション「円谷特技プロダクシヨン」と。このカタカナ表記も昭和している(笑)。
裏面には「ウルトラQの怪獣たち」の表題下に、「ウルトラQ」に出演した怪獣たちのイラストが載っています! このタッチは、なんだかかわいく「ゆるキャラ」ぽいですね。時代を先取りしていますよ!
「ウルトラQ」に出演した怪獣が掲載されているってことは、放映終了後に販売されたノートなんだ。(ウルトラQ放映期間 1966年・昭和41年 1月~7月)
左下の販売元メーカー「極東ノート株式会社謹製」と記載されている、社名の後に「謹製」と入れるところが、昭和時代の慎ましさを感じてしまう。(謹製とは心をこめ、つつしんで作ること)
そして中面(筆記ノート部分)最終ページには、「ゴメス、リトラ、ゴロー」のぬりえコーナーになっている。いっぱい勉強した後には、楽しいぬりえが待っているてことだね。