ソノひびより

テーマ

旅する写真家 吉村和敏 1

令和三年四月一六日、友人「写真家・吉村和敏」との一泊二日の旅は、雨振る南海電鉄・和歌山港駅前から始まった。 折角なので、旅の途中の話しを『ソノひびヨリ』の巻頭企画インタビューとしての掲載も心良く受けてくれた。まずは和歌山県にある「日本の棚田百選・あらぎ島」までの道中を掲載。
編集後記

vol.02 編集後記

ソノひびヨリ2・夏号、各記事をA3紙面にデザインしたPDFがダウンロードできます!ウェブ画面では伝え切れないデザイン感でお伝えします。こちらもダウンロードいただきご覧頂ければ幸いです。編集後記・みなさま、御陰さまで「2号」も無事に発刊できました。ありがとうございました。

祭り 祀られ 奉ります
大阪天満宮 天神祭 宵宮

昨年はコロナ禍のために中止となった「大阪天神祭」、本年は規模を縮小して神事のみが行なわれる。少し寂しいが、それも仕方がない・・・、せめて「ソノひびヨリ」ウェブ版と紙面で再現してみた。大阪天神祭は、祭神の菅原道真公の命日にちなみ毎年七月二四日二五日に行われる、日本三大祭の一つ。
名建築

匠の舎 <たくみのしゃ>
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旅をしていると、これぞと思う建造物に出会う。その時代の栄華、繁栄を知らしめし、今にも、その美意識は生き続けている。先人たちが、造り、使い、残した、『 匠の舎 』。浜寺公園駅は、明治四〇年六月に辰野金吾が設計。一九九八年には私鉄で初めて国の登録文化財にも指定された。
八重山

やいま道行 2008 08 鳩間島 そろそろ終わりの時間

長期休暇を取り、目的もなく八重山諸島を2008年旅した記録。印象に残った、風景を八つのシーンで紹介。鳩間島・そろそろ終わりの時間。運動会が終了。いとま浜ターミナルに人が集まり出す、帰りの船と最後のイベントを待つ。
むらた・日本酒

おれが むらた だ!
一合一肴

七献目
酒 / 阿櫻 生詰原酒 亀の尾 肴 / たま麩と菜の花のお吸い物

やっと、非常事態宣言が終わった。まだまだ気は抜けないが、明日から「酒のムラタ屋」は再開だ、嬉しい。常時、20種類以上ある日本酒銘柄。大将の腕を振るった肴がバッグン。酒 / 阿櫻 生詰原酒 亀の尾 全量仕込み(秋田県)肴 / たま麩と菜の花のお吸い物 
天皇陵

還暦前、写真家の「写して候・寄って候」
天皇御陵踏破の旅
第八回 黎明期 十四代天皇陵

天皇御陵踏破の旅。還暦前にして、2600年を遡る時空の旅へ出た。今そこに残る時間の集積を写してみくなり。大阪府・十四代仲哀天皇陵と山口県・穴門豊浦宮伝承地に訪問。還暦前カメラマンの天皇陵巡り。
八重山

やいま道行 2008 07 鳩間島 小中学生11人の大運動会

長期休暇を取り、目的もなく八重山諸島を2008年旅した記録。印象に残った、風景を八つのシーンで紹介。鳩間島・小中学生11人の大運動会晴天なり〜。生徒11人だけど、運動会には「島外の卒業生」や「むかし住んでいた島民」「観光客」が参加する大運動会だ。
旅紀行

ソノひびヨリ 第六話 『福岡県・筑豊『大切な人と里帰り』〈後編〉

筑豊一の繁華街・飯塚市街地だ。石炭発掘が盛んなころ、全国各地から多くの炭坑労働者が移住し、栄えた街。あまり知られていないが、メジャー菓子の創業地が多くある。江戸時代、砂糖を運んだ「長崎街道・シュガーロード」があった。
旅紀行

ソノひびヨリ 第六話 『福岡県・筑豊『大切な人と里帰り』〈前編〉

ここ筑豊は、オレ達の本家がある故郷。前年に旅立った、オレの大切な人の骨を連れての帰郷で、代々の墓に分骨することなのだ。ここ筑豊は、明治から昭和中期まで、炭坑で栄えた街。五木寛之原作の『青春の門・筑豊編』の舞台にもなった。