昨年はコロナ禍のために中止となった「大阪天神祭」、本年は規模を縮小して神事のみが行なわれる。少し寂しいが、それも仕方がない・・・、せめて「ソノひびヨリ」ウェブ版と紙面で本宮を再現、後編をご覧ください。
陸渡御列・出発(りくとぎょれつ)
第一陣が大阪市役所に差し掛かるころ、第三陣の鳳神輿、玉神輿が最後に宮を出発する。
中之島公会堂前にて二つの神輿が練り回る、ここは見所だ!!
船渡御・船上祭(ふなとぎょ・せんじょうさい)
一七時三〇分、船渡御出発。奉安船(御鳳輦船・御羽車・鳳神輿・玉神輿)その船上では、荘厳な「船上祭」の神事が行われる。
奉納花火(ほうのうはなび)
一九時三〇分、神様にお供えする天神祭奉納花火が始まる。船渡御の水上パレードとあわせて、大阪市内の夜空に打ち上げられる奉納花火は、天神祭の見どころの一つだ。打上げ花火を中心に約四千~五千発の花火が奉納される。(花火の数は年ごとに異なります)
宮入開始 還御祭(かんぎょさい)
二一時、催太鼓を先頭に陸へ揚がり大阪天満宮まで宮入に向かう。これに続き、下船した渡御列は名残惜しみながら宮入していく。御鳳輦の宮入で御神霊が御戻りになると、最後の神事「還御祭」が執り行われる。本殿で斎行される、御神霊を御鳳輦から本殿へ御還しする神事「還御祭」が終わると祭りは収束へと向かっていく。「玉神輿当屋入り」をもって渡御式は完了となり、賑やかな境内も日付が変わる頃になってようやくいつもの静けさが戻ってくる。
最後は、鳳神輿と玉神輿の兄弟神輿で大阪打で締める。また、来年。