天袋、家の掃除をしてみれば出るは出るは、あの日のお宝?
誰が行ったか知らないが「旅の土産のキーホルダー」
叱られて、取り上げられた「プラモデル」
勉強用、買って使わず「ヒーローノート」
誰が聴いたかビックスター「昭和歌謡のSP盤」
娯楽といえばプロ野球、知らぬ球団「バッヂ」をつけて草野球
あの頃、
捨てずに残したお宝も、今じゃ「家のじゃまけモノ」

黒部立山に行った時の自分で買ったお土産?「民話双六」
「家のじゃまけモノ」は自分で買った「紙物」のお土産です。ゲームはゲームでもSwitchでもなくプレステでもない、ボードゲームですらない、一枚の紙に印刷された今では考えもつかないゲーム「双六」です・・・。
なぜ?この「双六」を買ったのか思い出せば、15歳の時に知り合いのオジさんが所属していた登山愛好会で、人生初の三千メートル越えの立山登山に連れて行ってもらった時のことです。現地に着き「さぁ、登るぞ!」と意気込んでいたら、みるみる空に黒い雲・・・おまけに稲光が走る始末。そんな天候に慣れているオジさんたちは、旅館に戻りお酒を片手に花札を興じだす・・・。この登山パーティーに少年は私一人、年の一番近い人で大学生のお兄さんだった。
次の日も悪天候、この日も登山を諦めるしかなかった。オジさん軍団は昨日と同じくお酒と花札を楽しそうに始め出した。私はやる事もなく、近くの土産を置いている萬屋さんで暇つぶしをしていた、その時に見つけたのがこの「民話双六」。値段はハッキリと覚えてないけど、少年が買える値段だから二・三百円くらいだと思う。オジさん軍団が酒と花札なら、ボクは双六だ!とでも思い買ったのでしょうね(笑)。
部屋に戻った私は、オジさん軍団に参加していない生真面目そうな大学生のお兄さんに声をかけ双六を見せた。お兄さんも暇を持て余しているようで、「やろうか」と言ってくれたのです(嬉しかったと思います・笑)。ただサイコロを買い忘れたことに気付いたのです、「ならば、これを使おう」と鉛筆をカバンから出して六面にそれぞれ一から六の穴を付け出したのです。さすがは大学生と感心したことを覚えていますね(笑)。


しばらく二人で楽しんでいると、花札に飽きたのかお酒の匂いを漂わせオジさんの一人が、また一人と双六によってくるのです・・・。いつの間にか大半のオジさんが双六に参加している有様で、「何かを賭けよう!」などぬかしだした(怒)。そうなると子供の私は参加できなくなり、双六をオジさん軍団に強奪されたのです・・・。そんな苦い思い出のある双六、やりたいけど一人ではできない、やはり「家のじゃまけモノ」なのです。
余談になりますが、最終日になんとか立山登頂に成功しました。






