酒 / 初日の出 純米酒 秋あがり(京都府)
肴 / 紋甲イカのウニ醤油

一一四献目 一合一肴・いちごうひとな
     (旧・おれが むらた だ!)

羽田酒造
初日の出  秋限定純米酒  秋あがり

原料米 国産米 
精米歩合 60% 
日本酒度 +3.0
酸度 未公開
アルコール分 16%
産地 京都市右京区京北

 ホームグランド「酒のムラタ屋」から今宵の一献です。いただくお酒は京都の酒蔵「羽田酒造」さんの「秋限定純米酒」! 「羽田酒造」さんは二度めの紹介です。京都嵯峨野から車で約40分、北山杉の美しい山間に構える創業120年の酒蔵ですね。蔵の敷地内には田園があり、なんと! 蔵人が米造りをも行っているんです。そのお米を使った酒造りも「昔ながらの手洗いを守る洗米」、「木桶を使う醸造」など、手間暇をかける伝統を守り抜いているんです(すごいです)。

 そして! 本日いただく「初日の出・秋限定純米酒 秋あがり」は、春に搾ったお酒を呑み頃の秋までゆっくり熟成させた限定酒。ベースになっている「初日の出・純米酒」はスッキリとした米の旨味を感じるお酒だが、まず、冷やでいただくと、この限定酒には何か隠れている~。ぬる燗にすると「出てきた!出てきた!」深みのある熟成の味わいが。京酒には、華やかな香りや甘めが多いので敬遠がちだけど・・・。このお酒、迎合しない気骨感があっていい酒です!

厚切りで食感がいい紋甲イカ。ウニの味がしっかり残っている「ウニ醤油」。最高の肴だ。

あわす肴

紋甲イカのウニ醤油 900円

 気骨がある京酒には「グニャグニャ、ぬちゃぬちゃ」軟体動物「紋甲イカの刺身」を肴にした。だが、ここはホームの「ムラタ屋」だ、ただの「イカ刺し」じゃない~。なんと醤油は特製「ウニ醤油」! 濃厚な紋甲イカの甘みに、磯の風味を纏った醤油にドボン~、口に広がる海産物の旨味。そこに間髪入れず米の旨味を流し込む~、「おぉ! 旨い!」。主役の「イカ刺し」がなくなっても、「ウニ醤油」が残っている。これを「ちびちび」と肴に(笑)、杯を重ねる今宵の一献だ。
 
 

本日のサービス、デザートは「イチジク」。この「イチジク」、小粒だけれど皮ごと食べられて甘いのです!?
皮ごと食べられる「イチジク」ってあったんだ!!
本日は「ムラタ屋」で一献。 

本日、一献の酒場は
酒のムラタ屋  大阪府大阪市西成区天下茶屋2-21-13 2F 
営業時間 18時より  定休日 日・月曜日

羽田酒造
羽田酒造の清酒は蔵人が手塩をかけてこだわった伝統と技の結晶です。
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