汝に神が与えし一瞬アメリカ合衆国 ニューメキシコ州 世界遺産タオス・デ・プエブロ 風景 2021.08.31 Spin-off デジタル版限定公開企画アメリカ合衆国 ニューメキシコ州 「世界遺産タオス・デ・プエブロ」 世界遺産タオス・デ・プエブロ 奥に見えるのが現役のネイティブマンション、手前の小川はプエブロ内に流れる聖なる川。 タオス・デ・プエブロでの撮影は困難の連続から始まった。居留地内での広告用の撮影は基本NGと言われながらも、なんとか許諾を貰ったのだが・・・「35ミリサイズ以上はダメだ」「三脚使用もNG」「ここと、あそこと、そこも撮影はNG」とダメダメだらけだった・・・。我々は4×5サイズでの撮影を基本としていた、せめて中判サイズのブローニと考えていたが三脚が建てれなければ、当然無理だ。善後策を考え、翌日に居留地の長(おさ)に面会をお願いした。その返事は、直接会う前に「レター」で撮影の趣旨を知らして欲しいとのことだ、その夜に私たちの考え方や思いをまとめ、コーディネーターに英訳をお願いした。翌々日に居留地の長から連絡があり、協議の結果『撮影はOK』となった。撮影当日に私は、気になっていた「撮影OK」の理由を長にお聞きした。返ってきた言葉は『君たちとは兄弟だからだ』。 アドベの赤土と青空のコントラストが印象的 写真中央にある木の囲いは・プエブロの宗教的儀式や政治的集会に使われる聖なる空間。 プエブロ内のゲート近くにあるサン・ジェロニモ教会、今も礼拝などを行なう現役の教会。 旧教会も遺跡の様に佇んでいる、その周りには眠りについた先祖たちのお墓がある。 部族以外は立ち入られない、ネイティブの宗教的なお祭りを取材できた。 汝に神が与えし一瞬アメリカ合衆国 ニューメキシコ州 サンタフェ イン・アンド・スパ・アット・ロレット vol.01 編集後記 ホーム風景