汝に神が与えし一瞬ニュージーランド・南島 フィヨルドランド国立公園世界遺産ミルフォード・サウンド 風景 2021.08.24 Spin-off デジタル版限定公開企画 Spin-off デジタル版限定公開企画ニュージーランド(英連邦王国)・南島 フィヨルドランド国立公園世界遺産ミルフォード・サウンド 海抜1,694mのマイターピークに朝日があたりだす。 とにかく、雨に悩まされた。不安定な天候のクライストチャーチ市内を、逃げるように「マウントクック国立公園」に行けば、季節外れな雪(霙)が降っていた。天気予報では、この辺りの天候は2~3日は回復しないと告げていた・・・、当たるかは別だけど(苦笑)。ここで2~3日も待つ訳にもいかず、予定を変更して「フィヨルドランド国立公園」の世界遺産の一つの「ミルフォード・サウンド」へ向かった。 幸いにもフィヨルドランド国立公園周辺は、低気圧が通りすぎ深夜から回復に向かい、明日はよい天気らしい。その情報を信じて賭けに出た。 ただ、とにかくフィヨルドランドは雨が多く、雲が切れたら「撮影のチャンス」を逃すことができない。即ち、撮影するには直に行動しなければならない。撮影ポイントの「ミルフォード・サウンド」には、リゾートホテルも当然シティホテルもない。ホテルがある一番近い街が「テ・アナウ」、撮影ポイントまで117km1時間半。到底、無理だ。そのとき、コーディネーターからの提案で「ミルフォード・サウンドのユースに泊まりましょう」と。カギのない部屋での機材管理には不安だが、コーディネーターチームで機材管理と食事の用意までも面倒をみて頂いた。感謝しかない。そのおかげで、朝から深夜までの「ミルフォード・サウンド」の姿が撮れた。コーディネーターチームのみんな、本当にありがとう。 マイターピークの美しい緑が表れてきた、湖面に写る姿も影の入りもドラマチックだ。 ポイントを移動して、晴天のマイターピーク 午後になるとマイターピークが真逆行になる、フィヨルドランドらしい「アフロ」な風景を1枚。 日が暮れ出し、潮が引いた入り江の中からの1枚。マジックアワーの時間だ。 深夜のミルフォード・サウンド。星がもっと写れば良かったのでが、なぜか空が明るかった・・・。 還暦前、写真家の「写して候・寄って候」天皇御陵踏破の旅第十回 古墳時代 一七代〜一八代天皇陵 やいま道行 2009 01 西表島・干立の節祭 ホーム風景