汝に神が与えし一瞬カナダ アルバータ州世界遺産カナディアンロッキー 風景 2021.08.31 Spin-off デジタル版限定公開企画 カナダ(英連邦王国) アルバータ州世界遺産カナディアンロッキー 時代はまだ、デジタルカメラに移行する前。ハイスペックのデジカメがない時代は、写真にあるように重いカメラ(4×5サイズ)と、やはり重い足(三脚)を担いで、徒歩でアングルを探す撮影旅だった。 とにかく、カナディアンロッキーは果てしなく広い。宿泊地の「バンフ国立公園」の市街から「ジャスパー国立公園・マリーンレイク」までの距離約350km、車で約4時間半。車を降りて、納得できるアングルを探すには、ただ、ひたすら歩くしかない、野生動物に怯えながら。 写真はジャスパー国立公園の世界第2位の氷河湖「マリーンレイクのスピリットアイランド」。ここのポイントに行くには、ビジターセンターの船乗り場から観光ツアーボートで片道約30分(ツアー参加の場合は所要時間90分)。 「スピリットアイランド」が見える半島でツアー客は約30分間の散策だ、ツアー客が楽しむのを横目で見てアングルを探し足を立て、彼らが帰るのを待つ。ツアーボートが客を乗せ帰れば、周辺(半径10km)は誰もいない、ただ静寂に包まれる。誰も居ないはずなのに、音がすれば、それは野生動物だ・・・。 ただ黙って、雲が切れるのを待つ。シャッターが切れたのは、本日3度目のツアー客が帰った後だった。 ヨーホー国立公園・フィールド村エメラルドレイクへ向かう途中に立ち寄った、山裾にポッンとある小さな村。大陸横断鉄道の踏切で貨物列車に遭遇、なんと100両以上の連結だ。20分も待つ、さすがはカナダだと感心する。 ヨーホー国立公園・エメラルドレイク湖面の色から名付けられた、エメラルドレイク。見た印象はターコイズブルーだが・・・。フランスからバカンスで来ている家族に、撮影協力をして頂いた「Merci」。 バンフ国立公園・ボー川からのキャッスルマウンテンバンフ・ウィンダミア・ハイウェイの鉄橋(ボー川を渡す)近くのビューポイント。 バンフ国立公園・サルファー山展望台バンフの街を見渡すことが出来る、サルファー山展望台。ここは車でマウンテン・アベニューの終点「バンフ・ゴンドラ」に乗れば楽にいける。ゴンドラ乗り場の手前には「バンフ・アッパー・ホット・スプリングス」がある、ひと風呂浴びるのもよい。 バンフ国立公園・朝のバーミリオンレイクバンフ市街の外れのバーミリオンレイク。撮影ポイントが多くある、ロケハンで見て歩くが、全てどこかで見た様な構図ばかりだ。次の日にもう一度、夜明け前に出直し明るくなるのを待つ。おかげで、お気に入りの一枚になった。 汝に神が与えし一瞬カナダ アルバータ州世界遺産カナディアンロッキー バンフ国立公園 還暦前、写真家の「写して候・寄って候」天皇御陵踏破の旅第七回 黎明期 十二代〜十三代天皇陵 ホーム風景