くどのおむすびべんとう 川・山  各780円
旅でワシが喰った駅弁を買って喰ってみろ!

一食目

購入先 九度山駅(南海電鉄・高野線)
製造元 おむすびスタンド  くど

 今回の駅弁は高野詣で聞きつけた、全国的にも珍しい(笑)!? 私鉄沿線駅にある駅弁です。この駅弁が売っているのは、「南海電鉄・高野線」大阪の中心地「なんば」と高野山の入り口「極楽橋」をつなぐ路線にある「九度山」駅。その構内に「おむすびスタンド  くど」さんの店舗があるんです。

極楽橋発なんば行きの車両内からの「おむすびスタンド  くど」さん。
駅には六文銭の旗印が旗めいています! スタンド内を覗くとバックヤードでは、
おにぎりを握って補充している様子です。

 「九度山」のホームに降りるとカラフルなスタンドが目に入る。スタンド前に立てば昼前だというのに、ほぼ、おにぎりが完売状態だ~。お目当ての「おにぎりべんとう」は5つほど残っていて、胸を撫で下ろした~。

 この「おむすびスタンド  くど」さんで扱う食材は全て和歌山県産で、お米を炊くのも廃材を使い薪をくべ竃で炊いているとお聞きしました。持続可能なおむすびショップ、そのこだわりに感心です。

 話を聞けば尚、期待が膨らみ「おにぎりべんとう」2種類、山の素材を使った「山」?と川(海?)の素材を使った「川」?の両方を購入してしまった!(笑)。

パッケージはこんな感じで2種類とも同じで、「山」と「川」の朱印プリントで違いがあるだけ。間違って買わないように!

 駅弁のおかずは、厚焼地卵、鳥唐揚げ、たくあん(両駅弁とも共通)、「本日のおかず」が山・川で違ってます。そしてメインのおにぎりが2個、お米は地元九度山産のコシヒカリと黒米で加太産の特上のりに包まれている! 「山」のおにぎりは「おかかはちみつ梅(白米)」「金ごまと大豆(だと思う・・・)」、「川」は「ごま昆布(白米)」「灰干しさば山椒」だと思う(苦笑)。おにぎりの種類は選ぶことはできないけど、どれを食べても上等な味ですよ。とにかく、和歌山の味と食に対する愛情がギュッと詰まっている駅弁なのです!! 機会があれば是非、是非、食べてください。

「おにぎりべんとう・山」
「おにぎりべんとう・川」
上・構内には展望デッキがあって、九度山の町並みを眺めながら食べられます。この日はあいにく曇天・・・。
下・そんな時には、その横に車両をイメージしたイートインコーナーがあるので安心してください。

「おむすびスタンド  くど」の営業時間は9時から16時、月曜定休日です。

おまけ。急行に乗り換えるため下車した「橋本」駅、観光列車の「天空」が停車していたので記念に一枚。

※駅弁の値段は当時の情報です、最新情報はお調べください。

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