SLやまぐち弁当 1,250円

旅でワシが喰った駅弁を買って喰ってみろ!-6 

一食目

購入先 広島駅(広島県)
製造元 広島駅弁当

 広島駅で購入した「SLやまぐち弁当」、またですよ、他県のお弁当(笑)。だけど今回は納得です、もともと広島・山口は「毛利家」が納めていた領地ですからね。その土地柄をふんだんに活かした駅弁を頂きます。
 実はこの駅弁の噂は聞いていました、のんべえのための「つま弁(おつまみ弁当)」と(喜)! ようやくご対面なのです。
 蓋を開ける前に、パッケージを見つめほれぼれする〜。新山口・津和野間を走る「C57」を象徴的に描かれ、レトロ調な飾り罫があしらわれている。何と言っても、ベース色の「キンミヤブルー」がいい! できれば、ホッピーのキンミヤ割りが呑みたい!! 
 さて、蓋を開ければ、7つに仕切られた小部屋に酒の肴がぎっしり詰まっている。全が「山口・津和野」の食文化をテーマに、沿線の特産品を使用した物なのです。酒の肴に最高の「おばいけ(さらしくじら)辛子酢味噌」、「長州どりタレ焼」。「ふくめし」の上に乗っかる「ふぐ塩焼き」もアテになる、長門名物のブランドかまぼこ「仙崎蒲鉾」も上品なお味だ。「太平」と言われる、お祝いの席にでる根菜中心の煮物。ごはんは「ふくめし」に「岩国寿司」、お漬け物も山口の伝統的な「寒漬(大根の漬物)」、プラス定番「かまぼこ・出し巻き卵」も入っている。そして、デザートには津和野の和菓子「源氏巻」と全国的に有名な日本酒・獺祭を使った「日本酒ゼリー」。至れり尽くせりの、のんべえ満足の居酒屋駅弁だった。

いいよ!いい! このパッケージ。セルリアンブルーが〜。
蓋の裏も飽きさせない、九品のうんちくがぎっしり書かれて「SLやまぐち」の路線図も載っている。
蓋の襠にも隙なくデザインされている〜!
お見事!! それしかない、圧巻の駅弁だ。

※駅弁の値段は当時の情報です、最新情報はお調べください。

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