第四一回 昭和28年 スポーツ新聞編 「スポーツニッポン」
昭和ガラクタノスタルジー「家のじゃまけモノ」

天袋、家の掃除をしてみれば出るは出るは、あの日のお宝?
誰が行ったか知らないが「旅の土産のキーホルダー」
叱られて、取り上げられた「プラモデル」
勉強用、買って使わず「ヒーローノート」
誰が聴いたかビックスター「昭和歌謡のSP盤」
娯楽といえばプロ野球、知らぬ球団「バッヂ」をつけて草野球
あの頃、
捨てずに残したお宝も、今じゃ「家のじゃまけモノ」
 
 

昭和28年10月2日発行の「スポーツニッポン」

謎の我が家に大切に保管されていた、昭和28年10月2日のスポーツ新聞!?

 「家のじゃまけモノ」が詰また行李のなかに見落としを発見。それは、茶封筒に入れられていた(大切に保管?)昭和28年10月2日のスポーツ新聞「スポーツニッポン」だった。このスポーツ新聞の記事を読んでいて、いくつかの疑問が浮上してきた! まず最初に、発刊年度を見れば「昭和28年」(ちなみに昭和27年、日本は連合国占領軍より主権回復した年)、ラジオ欄を確認すれば関西にある放送局の番組・・・。と言うのも、この時代に我が家(私は生まれていませんが)は関西には住んでいない。なのに関西のスポーツ新聞が・・・。

 次に考えたのは、アマチュアスポーツ記事に親類・親戚の名前が載っているんじゃないかと? もう一度、慎重に記事を読み進めるが、思い当たる名前は出てこない。ただ、関西旅行の途中で購入しただけの新聞なのだろうか。いや違うはずだ、大切に保管されているのだから・・・。

 しかし、疑問が疑問を呼ぶスポーツ新聞なのだけど、読むと意外に楽しかった。

昭和28年10月2日発行の「スポーツニッポン」一面は、プロ野球パシフィックリーグの記事だ! 試合が掲載されている7チームは、どこもその名前では残っていない。驚いたのが6チームじゃなく7チームあったという事実!

「スポーツニッポン」ロゴ下の定価は一部五円
パリーグの順位は1位から「南海」、「大映」「阪急」「毎日」「西鉄」「東映」「近鉄」。セリーグは「読売」「名古屋」「阪神」「広島」「大洋」「国鉄」と続く。

 ページを捲った二面には、なんとメジャーリーグ・ワールドシリーズの記事が! 現在の日本人選手の活躍記事なら理解できるのだけれど、この時代に大きく取り上げられているなんて! これは前年まで国家主権がなく、アメリカに統治されていた名残か? まだ、駐屯しているアメリカ軍への忖度なのだろうか・・・。

 そして三面には、大相撲秋場所の記事。その横には、ボクシング世界フライ級選手権の試合延期の告知記事が掲載されている、なぜかプロレスは載っていなかった。

 最終ページの四面、スポーツ新聞お得意のお色気欄はないけど、芸能欄がありました。俳優「坂東妻三郎」の長男(田村正和のお兄さん)「田村高廣」さんの芸能デビュー記事が! 確か「田村高廣」さんは2006年(平成18年)にお亡くなりになられた、その方のデビユー記事が読めるなんて。

 このスポーツ新聞による我が家の謎は、何一つ解けていないけど昭和28年のスポーツ新聞を熟読でき面白かった。

メジャーリーグ・ワールドシリーズの対戦チームは「ドジャース」と「ヤンキース」、この時代からこの2チームは強かったんだ。

第四〇代横綱「東富士」六度目の優勝! 後に東富士はプロレスラーに転向するんですよ。
銀幕スターの二世俳優デビュー記事が大きく掲載、今ならこんなに大きく取り上げるのかな?
新聞見開き30段、こんな感じで広告も楽しめた! 
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