魚津酒造
北洋 純米
原料米 国産米100%使用
精米歩合 70%
日本酒度 非公開
酸度 非公開
アルコール分 15%
産地 富山県魚津市本江新町
本日の一献は、富山県魚津市唯一の酒蔵「魚津酒造」さんから海に生きる人々に愛される「北洋 純米」の紹介。この銘柄名は地元の魚津港が、その昔に鮭鱒漁が盛んだったころ「北洋漁業」の船団基地があった、その隆盛に肖りたいと「北洋」と命名したと言われる、銘柄名も根っからの漁師のお酒なんだ〜。
その「魚津酒造」さんは少数精鋭で酒造りを営み、今期よりアルコール添加酒を終了し、米本来の味わいを感じて欲しいと、「純米蔵」にシフトチェンジ!
さて、「北洋」の風味は「漁師町の酒」のイメージを払拭させる、穏やかな香りと柔らかい口当たりのお酒だ。温度は常温から燗まで、どの温度でも旨く呑める。気が付くと「あっ」と言う間に一合が消えてしまう(笑)。飽きもせず、呑み疲れもしない、長い漁期を船で過ごす、漁師のために作られた酒だとしみじみ思う。
あわす肴
本マグロかま塩焼き 850円
やはり「漁師の酒」の肴には魚だ! メニュー黒板を眺めてみると「いいのがあるぞ〜」、海の男らしく味付けは「塩」のみの「本マグロかま塩焼き」にすることにした。大将が「少し時間もらうよ」と言って厨房に消えていった。待つこと数十分、熱燗にした「北洋」が燗冷ましになる頃に「本マグロかま塩焼き」が登場。まず大きさに驚いた、男性の握りこぶしを遥かに越えるサイズなのだ〜! 皮から頬骨までも肉厚の身があり、皮目、鱗もパリっと焼けていて旨い。頬骨の裏側の大きな身の塊がたまらない、かぶりついて「北洋」を呷る、かぶりついて「北洋」を呷る。「あれ?」徳利が空になってしまった・・・、「大将! 同じ物をぬる燗でおねがい」。
<写真-5> 本日のメニュー黒板です。
週の始まり「月から水曜日」は比較的に空いていますよ。「金・土曜日」に来店の時は電話で空き情報を確認がおおススメです。
舞台となる酒場とは
酒のムラタ屋
大阪府大阪市西成区天下茶屋2-21-13 2F 日曜定休
大阪の下町、南海電鉄・天下茶屋駅下車すぐにある。オレ的、大阪府内で五本の指に入る名店だ!適度に距離感を保ってくれる大将と店員。常時、20種類以上ある日本酒銘柄。それに合わすのは、大将の腕を振るった肴が塩梅バツグン。
魚津酒造HP