新型コロナが落ち着きだしたが、ロシアのウクライナ侵攻(戦争)がまだ続くなか、五月一五日に沖縄県本土復帰五〇周年記念式典が開催された。そして、六月二三日には沖縄戦終結の日「慰霊の日」を迎える。テレビでは五〇周年を記念して、やんばる出身の女の子が、本土復帰にともない上京してシェフを目指すお話の朝ドラがはじまった。毎朝、ちむ(胸)がどんどん(ワクワク)する気持ちで見ている(笑)。
この機会を逃さずに、沖縄ブームを再現できればいいなぁ!ローコストキャリアで飛べば、東京羽田から那覇まで片道約七千円(六月現在最安値)、飛行時間・約二時間半。と、手軽に南国を満喫できる!
さて、そんなこんなで今回の旅先は沖縄本島なのです。沖縄への旅は基本離島を目指して行くが、この時は友達の結婚式に呼ばれたので、久しぶりの本島上陸となった。
結婚式参列の翌日、しっかり酒を抜くため昼前からの行動になった(苦笑)。目指すは、世界遺産登録後に初訪問の「今帰仁城跡」にレンタカーを走らせた。沖縄の登録世界遺産には数カ所のグスク(城)跡があるが、自分的に一番好きで、最も美しいと感じる所だ。また、世界遺産登録によってどれくらい整備されたか、期待に胸膨らませ向かった。
今帰仁城跡は沖縄本島・北部、本部半島にあり那覇市からだと車で約一時間半で行ける場所。このグスクは、一三世紀ころの建造と言われ歴史が古く、琉球王国以前に存在した北山の国王・北山王の居城だった。
その姿は、緑の中に突然現れる城壁の入口「平郎門」、緑のトンネルの石段を七五三段(標高約一〇〇mまで)登る。これ、以外としんどいです、特に気温の高い日は・・・。
石段の途中、休憩にぴったりの場所にある、最初の見所は裏絶景スポットの「大隅(ウーシミ)」だ。広い広場のここは、郭(くるわ)の一つで城兵の武闘訓練所であったと想定されている。
引き続き、歩みを進めると最上部の「主郭」に到着。ここは城壁内で、最も需要な建物があった場所らしい、ヤマトで言えば本丸御殿かな。
昨夜の喧騒を忘れ、少しのんびりできた。そろそろ那覇に帰るか、前には手を繋いで石段を下る新婚カップル、末永くお幸せに!。
<後編に続く>
世界遺産 今帰仁城跡
入場料金 おとな 600円(駐車場 無料)
営業時間 通常期間(1~4、9~12月)
午前8時~午後6時(最終入場午後5時30分)
夏期延長期間(5~8月)
午前8時~午後7時(最終入場午後6時30分)
休 日 年中無休
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