やいま道行 節祭(シチ) 2022.01.05 やいま道行 節祭(シチ) 01長期休暇を取り、目的もなく八重山諸島を2009年旅した記録。国の重要無形民俗文化財「西表島・祖納の節祭」をご覧ください。節祭は「季節の折り目」、を表す祭りと言われています。前泊の浜に一・二番旗を立てるとお祭のクライマックス。その模様を8回に分けお届け。 やいま道行 節祭(シチ) 02長期休暇を取り、目的もなく八重山諸島を2009年旅した記録。国の重要無形民俗文化財「西表島・祖納の節祭」をご覧ください。浜にミルク行列が入場する! 先頭には、もちろんミルクさま。前泊の浜に神さまが降臨される瞬間だ。右手に太陽マークのうちわを振りながら行進。 やいま道行 節祭(シチ) 03長期休暇を取り、目的もなく八重山諸島を2009年旅した記録。ミルクさまの次には、与那覇節の奏で歌い入場するのが「フダチミ」「アンガマ」です。黒い布を被った「フダチミ」が祭りで登場するのはここ祖納だけなんです!その模様をお届け致します。 やいま道行 節祭(シチ) 04長期休暇を取り、目的もなく八重山諸島を2009年旅した記録。公民館長のあいさつ、続いて来賓者のあいさつ。そして時折、着座していたミリクさまが立ち上がって、うちわを振りながら「ユガフ(世果報)」を招き入れるように「ミリクの舞い」を静かに舞いだします。本当に幸せで平和な瞬間です。 やいま道行 節祭(シチ) 05長期休暇を取り、目的もなく八重山諸島を2009年旅した記録。「舟元の御座」に向かい、島言葉で口上を述べる「ルッボー」などが演じられます。島言葉は分からなくとも、選ばれし者の口上は力強く素晴らしい。そして、ドラ、太鼓、笛の伴奏の中、勇壮に始まる「棒芸」。 やいま道行 節祭(シチ) 06長期休暇を取り、目的もなく八重山諸島を2009年旅した記録。「ご婦人たちの最高の見せ場!「アンガマ踊り(婦人巻き踊り)」が始まる!中心に位置する「フダチミ」は扇を両手で持ち調子をとり、「音取」は太鼓に合わせ歌をうたい、みんなを引っ張って行くリードボーカルだ。 やいま道行 節祭(シチ) 07長期休暇を取り、目的もなく八重山諸島を2009年旅した記録。節祭・ユークイのメインイベント「フニクイヌ(船漕ぎ)」だ。男子青年が紅白に分かれ、海の彼方にある「五穀豊穣」を運んでくる行事だ、沖合の「まるま盆山」」と「船元の御座」との間をなんと三往復もする!サバニレースだ! やいま道行 節祭(シチ) 08長期休暇を取り、目的もなく八重山諸島を2009年旅した記録。最後に浜に登場するのが、雄雌二頭の獅子。この二頭の獅子が舞うことにより船元の御座が清められるのです。そして、祖納・節祭の2日目のユークイ行事が終わる(少し寂しいのですが、また来年・笑)。