おれが むらた だ! 一合一肴 四五献目
酒 / 栗林 純米火入れ 六郷東根(秋田県)
肴 / はりこ(さんまの稚魚)の干物 

四五献目

酒 / 栗林 純米火入れ 六郷東根(秋田県) 
肴 / はりこ(さんまの稚魚)の干物  

 

栗林酒造店
栗林 純米火入れ 六郷東根

原料米 美郷錦  
精米歩合 60% 
日本酒度 +1,0 
酸度 1.7 
アルコール分 16%
産地 秋田県仙北郡 美郷町六郷字米町 

 今宵の一献の「栗林酒造店」さんは、明治7年(1874年)秋田県六郷村(現美郷町)の創業、六郷の地は秋田藩主・佐竹家の隠居の地だったそうです。商業の中心地でもあり、仙北平野の質の良いお米と、豊富な地下水に恵まれて酒蔵が20以上あったといわれている地域なのです。
 このお酒の原料米「美郷錦」は、2人の若い農業者が平成27年から新たに栽培しているらしい。そして醸造方法は「環境を取り込んだ醸造方法」即ち『テロワール』、この醸造方法は日本にも広まりつつあります。
 そのお味は、火入れらしく切れ味もあり良い感じだ、当然「燗」にすると米の旨味が猛烈に襲って来た〜〜! それなのに、後口は「スーッ」ときれいな印象を受ける味。まさに、秋田県美郷町テロワール! 秋田を感じるいいお酒だ。

あわす肴
はりこ(さんまの稚魚)の干物 480円

 米の味を強く感じる酒に合わす肴は、やはり「ご飯の友」干物だろう〜。その中でも開きとは違う一本干の「はりこ」ちゃん♡ 一本丸々干しているので、当然ワタも入っている、これがいい! 後口が「スーッ」ときれいな酒に、このワタの苦味がよく合う。「はりこ」を一口、お酒を一献、まるで「おかず」と「ご飯」を交互に食べているような今宵の一献だ。

  この日は少し深酒ぎみ、お腹も一杯だけど軽い肴が欲しくなった。大将にお願いしたら、出してくれたのがこれ「しょっぱい南高小梅と塩昆布」。 もう、大将には「恐れ入谷の鬼子母神!」、こちらの欲しい肴が分かっている・・・、あなたは超能力者か。
今宵の肴のおしながき ※仕入れ値の変動により料金は変わる場合があります。

週の始まり「月から水曜日」は比較的に空いていますよ。「金・土曜日」に来店の時は電話で空き情報を確認がおおススメです。

ムラタ屋では、今現在も大阪府のコロナ予防のガイドラインを遵守して「安全・安心」の上、楽しく呑んでいただけるように努力していますよ。

舞台となる酒場とは
酒のムラタ屋
大阪府大阪市西成区天下茶屋2-21-13 2F

大阪の下町、南海電鉄・天下茶屋駅下車すぐにある。オレ的、大阪府内で五本の指に入る名店だ!適度に距離感を保ってくれる大将と店員。常時、20種類以上ある日本酒銘柄。それに合わすのは、大将の腕を振るった肴が塩梅バッグン。

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