酒 / 辛口純米酒 若駒(富山)
肴 / そばがき

七〇献目 おれが むらた だ! 一合一肴

おれが むらた だ
辛口純米酒 若駒

若駒酒造場
辛口純米酒 若駒

原料米 富山県産米 
精米歩合 65% 
日本酒度 +5
酸度  1,8
アルコール分 15%
産地 富山県南砺市井波

 本日の一献は、富山県の信仰と木彫りの里「井波」で生まれた蔵元からの一本です。清流「庄川」上流の伏流水、地元の米にこだわりを持って手作りをしている酒蔵さんです。

 では「若駒」をぬる燗でいただく。口に入れた途端、野太く力強い味わいの本格派の辛口酒だとすぐに分る~。だけど、その後の喉越しの切れ味が鋭く綺麗です、芳醇な旨みも抜群! 舌の上でボリューム(質量)を感じる風味から、突然「ふわっ」と柔らかくなり、少し甘味を感じる、なんてふくよかなお酒なんだ。なぜか、薄笑いで呑みたくなる「燗酒」向きのお酒ですな。

辛口純米酒 若駒
そばがき

あわす肴
そばがき

 この旨燗酒に合う肴を思案していたら、厨房から出てきた大将が「『そばがき』を作ったんだけど、試食してみる?」と言ってくれた。「おぉ、是非是非、食べる食べる」と答えた(笑)。

 越中地方の酒には「そばがき」が良く合う(長野もそうだけど・笑)、一口食べるとそばの香りが鼻孔を突く。そば粉を練り、手作りの「そばがき」にソバの実を散らす、のんべえにはたまらないビジュアルだよ。

 一口食べたら、芳醇な「若駒」を一献、ちびちびとこの繰り返しを続ける、静かな晩酌になった。

週の始まり「月から水曜日」は比較的に空いていますよ。「金・土曜日」に来店の時は電話で空き情報を確認がおおススメです。

ムラタ屋では、今現在も大阪府のコロナ予防のガイドラインを遵守して「安全・安心」の上、楽しく呑んでいただけるように努力していますよ。

舞台となる酒場とは
酒のムラタ屋
大阪府大阪市西成区天下茶屋2-21-13 2F

大阪の下町、南海電鉄・天下茶屋駅下車すぐにある。オレ的、大阪府内で五本の指に入る名店だ!適度に距離感を保ってくれる大将と店員。常時、20種類以上ある日本酒銘柄。それに合わすのは、大将の腕を振るった肴が塩梅バツグン。

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