還暦前、写真家の「写して候・寄って候」
天皇御陵踏破の旅
「五十路もなかばの頃、ふと考えた。
日本国とは何なのか、日本人とは何なのか。
その答えを探す為に、2600年を遡る時空の旅へ出た。
イデオロギーなど関係無い、
ただ、今そこに残る時間の集積を写してみたい。」
と思い巡った巡ったこの数年、コロナ禍を乗り越え
やっと100代を迎えることができました、ありがとうございます。
この90代で思い出に残るのは、
とにかく「深草北陵」ばかりだった・・・、なんと言っても「十二帝」の墓陵なので。
南北朝時代が中心だったので、まとめるのに手間取ったのが思い出です。
それと、コロナ禍の中で動ける時間が少なかったです。
今回は九一代・後宇多天皇陵~一〇〇代・後小松天皇陵です。
旅先でお世話になった人たちに感謝を込めてお送りします。
写真取材 赤木 賢二