mofmof推し歩きSpin-off デジタル版限定公開企画
やまんなかタヌキ監修 たびたびまたたび動物編集室
住 所 千葉市若葉区源町 280番地
開園時刻 午前9時30分~午後4時30分
休園日 水曜日(水曜が祝日の場合は翌日)
入園料 大人(中学生以上) 700円 中学生以下 無料
駐車料 普通車 700円
千葉都市モノレール動物公園駅下車 徒歩1分
「自然と動物に癒される動物園」
東京ドーム23個分の広大な敷地面積を有する千葉市動物公園は、「日本の都市公園100選」に選ばれている自然豊かな動物園。東京からもアクセスが良く、都会の動物園としてはとてもゆったりしていてリラックスできる動物園だ。
「チーター界のビックママ 『ズラヤ』」
千葉市動物公園と言えば、ネコ科の動物好きにはたまらない「チーターラン」。(1周140メートルの放飼場走路で疑似餌を追わせる形で、チーターの捕食を再現する)月に数回の開催で、今回はタイミングが合わずでしたが、一番会いたかった「ズラヤ」に会う事ができた。遠くノルウェーから繁殖のためにやってきたズラヤと2021年にこれまたチェコから来た「フロド」との間に6頭の子供が誕生した。通常2,3頭しか生まれないチーターの子供が6頭、しかも初産のズラヤはとても子煩悩に6頭を育て上げた。
やんちゃだったチビーター達は無事成長し、千葉生まれの「C」の文字を頭文字に名付けられ、繁殖のために全国の動物園で暮らしている。チーターは絶滅危惧種に指定されていて、海外から来たカップル同士に生まれた新たな血統が、チーター繁殖の救世主として注目されている。・・・と書きながら、動物園の使命は理解しているものの複雑な気持ちにもなる今日この頃。チビーター達がみんな快適に暮らせますように(祈)。
ちなみにチーターランは4年ぶりに横浜動物園ズーラシアでも再開しているそうです。走り出して数秒で時速100キロ近くになるチーターの走り、一度は見てみたいものです。
*誕生した子供達の内、姫路セントラルパークに移動した2頭、チューマとカールは2023年2024年と相次いで亡くなったそうです。
「見つけられたらラッキー!動物科学館の森に暮らすナマケモノ」
室内に熱帯雨林を再現した動物科学館にはナマケモノや様々な鳥が暮らしています。常連さんに聞くと、毎日雨を降らせる時間帯があり、その時にナマケモノが活動する事が多いらしく、張り込み開始!雨が降り出すと、ダクトからゆっくり顔を出すナマケモノが見られました~。動物ファーストな動物園で、その動物らしさが見られる嬉しさはひとしおです。
「世界一美しい猿と言われる ブラッザゲノン」
千葉市動物公園には、中央アフリカに生息する世界一美しい猿とも言われる「ブラッザゲノン」の家族が居ます。体全体が茶系の複雑な毛色で、鼻から顎にかけての真っ白な毛がとても綺麗で、アイラインをひいたようなクリクリお目目がなんとも愛らしいおサルさんです。まだまだ小さい子供達がお母さんに寄り添う姿がとてもかわいい。
このモンキーゾーンは10種類以上のおサルさんを飼育していて、ゆっくり見て回ると、あっという間に時間が過ぎてしまうので注意です。動きが早すぎて撮影出来なかった「ワタボウシパンシェ」は全国でも珍しく、インディアンの頭飾りを付けたような、めちゃくちゃ可愛い小さなおサルさん。いつかその可愛い姿を撮影しようと思います。
ワタボウシパンシェの画像はこちら↓