早朝まだまだ、秋とはいえない(日中には二五度越えする異常気象が続く)大阪から車で東へ東へ向かった、名神高速道路で琵琶湖を越えても十月下旬だというのに青々とした山並みが車窓に流れている。愛知県一宮インターを過ぎた頃から、経由する中央自動車道の小牧ジャンクションを見落とさないかと戦々恐々(ナビがないので)としたが、渋滞に巻き込まれたおかげで、道の確認ができたので逆に助かった。愛知を抜け岐阜へ、中央道も山岳地帯へと近づくと、青から黄へ赤へと「ここは日本の紅葉街道か」と、美しさに時間を忘れ走り続けた、日本にもこんなに美しいハイウェイがあるんだと、美しさに見蕩れ諏訪湖を左手に「目的地はもうすぐだ」などと考えていたら降り口を間違えUターン(トラベルにはトラブルがつきもんさ)。
その後一時間ほどかけて山梨県清里『萌木の村』に到着、写真家吉村和敏氏(前号でインタビュー記事を掲載)のギャラリーで今後の仕事の話しを終えて、せっかくなので村内を散策する。
イギリス人のガーデナーとして知られているポール・スミザー氏によるナチュラルガーデンは必見に値する! 八ヶ岳に生息する様々な山野草を見ることができるのも『萌木の村のガーデン』ならではだ。ただ、バカは薄着のため寒さに負けて、カフェでホットココアで暖をとるさまだ・・・
そして、ここのもう一つの名物「ロック」のカレーを「是非、食べて!」と吉村氏に誘われた。もちろん、食べたいと思うが、この後、居酒屋探訪もしたいのでどうするか迷うのだが、答えは簡単、メニューに「カレー小」の文字を発見! これをチョイスしたが「なめちょし!!(静岡弁でなめるなよ)笑」と聞こえてくる様な、中々のボリュームにびっくり!! 少し残してゴメンナサイ。
『萌木の村』を後にしホテルにチェックイン、直ぐさまネットで調べていた町営温泉『武田乃郷・白山温泉』を探しに行くも、夕闇にまぎれ誘導サインも確認できず断念(やはりナビは必要か)。気を取り直しホテルに本日二度目のUターン、腹は満たされているが、やはり居酒屋探訪の虫は収まらず近くのオススメ居酒屋に行くことにする。店は清潔感があり今風。これといって期待出来そうにないメニューに少し失望し三品ほどを注文。その期待は逆に裏切られた! 何気ないサラダなのに都会では味わえない新鮮な野菜、その味はむかし食べた野性的な野菜の香り味わいに望郷の念も混じり合、地酒との相性は抜群! 二合ほど頂きこの日は終了。
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清里の憩いの郷「萌木の村」
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10月9日(土)~11月28日(日)
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