島崎酒造
熟露枯 山廃・純米酒 洞窟低温熟成酒
原料米 酒造好適米
精米歩合 65%
日本酒度 +1.5
酸度 1.8
アルコール分 17~18%
栃木県那須烏山市中央
今宵の一献は二度目の登場、洞窟熟成の「島崎酒造」さんから旨々熟成酒「熟露枯 山廃・純米酒」です。熟成酒の中の熟成酒! その訳は、冬に仕込んだお酒を
約150日ほど蔵のタンクで夏を越させ熟成させ、その後、瓶詰めをして低温の洞窟で長期間熟成をさせる二段構え。その色はほのかに琥珀色に色づいている、熟成酒好きにはたまらない色だ~。そして、淡いカラメルの風味の後に上品な甘さが広がり、旨味がきっちり追っかけてくるぞ。円熟してまろやかないいお酒ですよ。
それと驚いたのが、熟成酒なのにフランスの権威ある日本酒コンクール「Kura Master(2020年)」の純米酒部門で最優秀賞に選ばれているのです! フランス人にも熟成酒の旨さが伝わったんだな~。
あわす肴
大和肉鶏手羽先塩焼き 380円
洞窟で育ったお酒に対して、万葉ロマンあふれる奈良で育った「大和肉鶏」で勝負だ(なぜ勝負なのかわからないが・笑)。この奈良ブランドの地鶏は贅沢なんですよ、エサには何と! 奈良産のお米を食べさせているんです。お米を食べさせることで肉質が向上して、脂肪分が少なく適度な弾力性が出るんですって。こんがり焼けた手羽先に「ガブリ!」、肉汁が「タラ~リ」と滴る。お米のお酒と米を食べ育った鶏の相性が合わないわけないよね、今宵も良い一献でした。
週の始まり「月から水曜日」は比較的に空いていますよ。「金・土曜日」に来店の時は電話で空き情報を確認がおおススメです。
舞台となる酒場とは
酒のムラタ屋
大阪府大阪市西成区天下茶屋2-21-13 2F 日曜定休
大阪の下町、南海電鉄・天下茶屋駅下車すぐにある。オレ的、大阪府内で五本の指に入る名店だ!適度に距離感を保ってくれる大将と店員。常時、20種類以上ある日本酒銘柄。それに合わすのは、大将の腕を振るった肴が塩梅バツグン。