四十から四十九献目 2023.01.24 おれが むらた だ! 一合一肴 四◯献目酒 / 菊姫 にごり・普通酒 山廃仕込(石川県)肴 / 根みつ葉と鳥とあげのさっと煮 今現在も大阪府のコロナ予防のガイドラインを遵守して安心で呑める「酒のムラタ屋」。今宵は菊姫の「にごり」で一献。この「菊姫にごり」は、アルコール度数も低めで「にごりビギナー」にちょどいいお酒です!柔らかい甘みと、後口の切れのよさ、さすが菊姫さん。燗にしても旨い〜。 おれが むらた だ! 一合一肴 四一献目酒 / 綿屋 特別純米酒(宮城県)肴 / 天然ヒラマサお造り 今宵は凄い酒蔵の酒で一献。何が凄いかと言えば、原料米のこだわり! 金の井酒造では納得のいく米を求め、徳島県産の『阿波山田錦』に辿り着き、実際に田植え、草刈り、刈り入れをしているのだ。宮城から徳島へ、片道10時間をかけて通い詰める、情念が籠る酒なのだ。 おれが むらた だ! 一合一肴 四二献目酒 / 田村 生もと純米(福島県)肴 / 牛もつ煮込み今宵は「ムラタ」で「田村」を呑む洒落のような一献だ。1711年創業の老舗の仁井田本家さんは、昔からの「酒は健康に良い飲み物でなければならない」という口伝を受け継ぎ、自然米、天然水、純米、全て100%の酒を造っている。日本で最初の自然酒を醸した、うま酒所・福島県にある酒蔵。 おれが むらた だ! 一合一肴 四三献目酒 / 高柿木 純米生原酒 ムロカ中取り(徳島県)肴 / 7品目のおから 今宵の一献は、四国・徳島県井川町にある「芳水酒造」さんからの1本だ。「高柿木(たかがき)」は引退された名杜氏「高垣克正」さんの名前に由来している。一度は廃番となっていた、この銘柄をお弟子さんが復活させたお酒。徳島県の名酒を紹介。 おれが むらた だ! 一合一肴 四四献目酒 / 会津娘 純米酒(福島県)肴 / 新しょうがの肉巻き天ぷら今宵の一献は大好きなこの酒の紹介だ〜。福島県会津若松市に蔵を構える「高橋正作酒造店」さんの『会津娘』。このお酒は、飲み飽きせずにどんな料理にも合う万能定番純米酒なのです〜。一口呑むと、お米の甘味、旨味、それと酸味がバランス良く広がる。燗にすればなおさら、それが引き立つのだ! おれが むらた だ! 一合一肴 四五献目酒 / 栗林 純米火入れ 六郷東根(秋田県)肴 / はりこ(さんまの稚魚)の干物 今宵の一献の「栗林酒造店」さんから「栗林・純米火入れ・六郷東根」を紹介。このお酒の原料米「美郷錦」は、2人の若い農業者が平成27年から新たに栽培しているのですって。そして、醸造方法は「環境を取り込んだ醸造方法」即ち『テロワール』、この醸造方法は日本にも広まりつつ有りますね。 おれが むらた だ! 一合一肴 四六献目酒 / 竹泉 幸の鳥 生酛純米生酒(兵庫県)肴 / しろ菜とあげと舞茸の煮浸し今宵は「一粒の米にも無限の力あり」の理念のもと、元禄時代より伝統を守り、地元・但馬との地域一体化を目指した酒造りをしている田治米合名会社の「竹泉・幸の鳥・生酛純米生酒」を紹介だ。原料米は新品種「兵庫錦」を使用、「コウノトリ育む農法・無農薬タイプ」として栽培している。 おれが むらた だ! 一合一肴 四七献目 酒 / 鷲の尾 北窓三友(岩手県) 肴 / 湯豆腐 今宵の酒は、前にも一度紹介した酒蔵「株式会社わしの尾」さんからの一献。その銘柄は「北窓三友(ほくそうさんゆう)」だ。この名の由来は、白居易の詩からだそうだ、「三友」とは「酒・琴・詩」を言うらしい。そんな意味を持った、この酒は、日々の安らぎを大切にする、そんな願いから命名された。 おれが むらた だ! 一合一肴四八献目酒 / 浪乃音 中汲み 無濾過・生原酒(滋賀県)肴 / すぐき漬け 今夜の一献は、琵琶湖のほとり、200年以上の歴史を持つ「浪乃音の酒蔵」さんだ。この酒蔵の考えは「古壷新酒(ここしんしゅ)」と言い、「古い壷に新しい酒を入れる」と言う意味で、伝統を守りながら新しいことにチャレンジし続けていく酒蔵からの1本を紹介。 おれが むらた だ! 一合一肴四九献目酒 / 志太泉 純米吟醸 愛山(静岡県)肴 / 黒毛和牛ヒウチ(135g)ステーキ今宵の一献は、6年間製造を休止して平成28年に復活したお酒を紹介する。なぜ?製造休止をしていたかと言うと、原料米になる「愛山」は非常に栽培が難しい品種なのです。酒造りに合う良質な「愛山」の確保が難しくなり休止に至った。そんな、「志太泉・純米吟醸・愛山」を紹介。