還暦前、写真家の「写して候・寄って候」 天皇御陵踏破の旅
第三六回 平安時代<前期> 五〇代 桓武天皇陵

五十路もなかばの頃、ふと考えた。
日本国とは何なのか、日本人とは何なのか。
その答えを探す為に、2600年を遡る時空の旅へ出た。
イデオロギーなど関係無い、ただ、今そこに残る時間の集積を写
してみたい。

写真取材 赤木 賢二
 
 

柏原陵(桓武天皇陵)

桓武天皇陵

五〇代/桓武(かんむ)天皇陵
和風諡号/日本根子皇統弥照尊 やまとねこすめろぎいやてりのみこと
在位年/西暦七八一~八〇六
陵形/円丘  
皇居/長岡宮(京都府向日市) 平安京(京都市上京区)

所在地 柏原陵 京都市伏見区桃山町永井久太郎
最寄駅 京阪本線「丹波橋」、近鉄京都線「近鉄丹波橋」から、徒歩約15分。

 平安京遷都と蝦夷討伐で有名な桓武天皇。父は光仁天皇、母は高野新笠。渡来系氏族の母を持つ「山部親王」の天皇への即位には、多くの反対があったが、時の実力者であった藤原百川らの後押で皇太子となり、天応元年(781年)、45歳で天皇に即位した。
 この御陵の姿は現在「円丘」だが、当時の御陵の大きさは、仁徳陵の「東西八町、南北八町」よりはるかに凌ぐ大きさで、東西11町(1200m)、南北11町、東北に2つの峰、谷をもつ陵墓だったと伝わっている。また、『延喜式』には「永世不除の近陵」として、古代から中世前期にかけて朝廷の厚い崇敬を集めていた。
 

桓武天皇陵
冬と初夏との対比を撮ってみたかった。拝所に繋がる参道、自分が踏みしめた足跡が邪魔だ。
最初に撮るべきだった・・・。
桓武天皇陵
拝所前にはいつもの宮内庁看板と、奥には伏見桃山城の天守が見える。

長岡宮

長岡宮
平安京へ遷されるまでわずか10年の宮跡。ここに「大極殿」や「朝堂院」など
国の重要な諸施設があったが、今は住宅に囲まれた小規模な公園にしか見えない。
阪急京都線「西向日」から、徒歩約7分。 

平安京

平安京
平安京
一番北側にある「平安宮朝堂院・大極殿跡」と「内裏跡」、
京都の町家のなかに点在していて廻りきる事が出来なかった。
佐々木酒造
土産を買いに「大極殿跡」近くにある(徒歩約8分)、俳優「佐々木蔵之介」さんの実家「佐々木酒造」にも訪問した。

平安京

佐々木酒造

将軍塚

将軍塚
桓武天皇が平安京造営に際し、王城鎮護のため、高さ約2,5メートルの「弓矢を持つ甲冑を着た土の人形」を
宮の方を向けて埋めた塚だとされている。
将軍塚
ここは、京都市を一望できる歴史的ランドマーク。はんなり、和装の訪問者が京都らしい。
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