三五献目
酒 / 四季咲 竹笋生・純米吟醸無濾過生原酒（奈良県）
肴 / わらびのお浸し
長龍酒造 広陵蔵
四季咲 竹笋生・純米吟醸無濾過生原酒
原料米 奈良県山添村産露葉風
精米歩合 55％
日本酒度 +1
酸度 1.7
アルコール分 16〜17％
産地 奈良県北葛城郡広陵町
今夜の酒は、「吉野杉の樽酒」で有名な、奈良県北葛城郡にある長龍酒造さんの一献だ。
四季咲 竹笋生（しきざき ちくじゅんしょう）？ 読み方も分からなかった（苦笑）、その名の意味は・・・。難しいことは分からないが「春に竹の子が一晩で一節も伸びる生命力」をイメージしているようだ。
たしかに香りを嗅げば、吟醸香の中に爽やかな緑を感じさせる！ 冷やがオススメのようだが、当然、ぬる燗でいただく。その味は、冷やで試飲した風味（フレッシュ感）と異なり、酸味が落ち着き旨味が引き立ってきたぞ～。
食前酒かと思いきや、燗にすれば食中酒として飲める優れものだ！ 辛い冬を凌ぎ、春を感じさせてくれる大和の善き酒です。
あわす肴
わらびのお浸し 480円
春を感じさせる「四季咲 竹笋生」に合わす肴は、やはり春の食材だろう！ 奈良の山添村で育った原料米と畦に伸びる「わらび」のご近所どうしだ。「竹笋生」の爽やかな香りに「わらび」のちょいとした苦味が、この酒に合う！
噛めば、ヌルとした食感がいい、もひとつ噛みすすめれば「ぽっ」と甘みが湧いてくる。その甘みを追いかけるように、また一献。春の終わりに、春の始まりを感じさせてくれる、いい酒といい肴だ。今宵も「酒の神さま」ありがとう。（掲載の時期が少しズレてしまった・・・苦笑）
本日も少し厨房が忙しいようだ、誠に良いことですね。コロナ禍のころを思い出すと夢のようですね。
本日の「これ、つまんどいて〜」の豆アジをいただいた。いつもいつも、ありがとう大将。
ムラタ屋では、今現在も大阪府のコロナ予防のガイドラインを遵守して「安全・安心」の上、楽しく呑んでいただけるように努力していますよ。
舞台となる酒場とは
酒のムラタ屋
大阪府大阪市西成区天下茶屋2-21-13 2F
大阪の下町、南海電鉄・天下茶屋駅下車すぐにある。オレ的、大阪府内で五本の指に入る名店だ！適度に距離感を保ってくれる大将と店員。常時、20種類以上ある日本酒銘柄。それに合わすのは、大将の腕を振るった肴が塩梅バツグン。
