島岡酒造
群馬泉 山廃酛純米
原料米 若水・朝の光
精米歩合 60%
日本酒度 +3
酸度 1,7
アルコール分 15%
産地 群馬県太田市由良町
今宵の一献は大将に無理を言って、日本酒を一本持ち込ませて頂いた、それがこの「群馬泉」だ。さて、なぜこの「群馬泉」を持ち込んだか(出会えた)と言えば・・・。
それは「大阪狭山市」の住宅街、マンションの一角(駐車場)に地酒をメインに扱う、とてもユニークな「酒屋」さんがこの春にオープンしたと知ったのだ。焦る気持ちを抑えて、やっと今月「酒幸仁(しゅこうじん)」さんに訪問することができた。
その商品ラインアップは、店主の西野仁さんのこだわりが凄い(ここでは書きません、来店時のお楽しみで)、偏りすぎて(笑)西野さんの偏愛を感じる!! そんな中で目に留まったのが「群馬泉 山廃酛純米」、もちろんその場で「本醸造、特選、山廃」と3種類を試飲(常温で)させてもった。やはり、「山廃酛純米」が好みに合った~、これは是非、大将にも味わって貰いたいと自賛したのだ。話が長くなりすみません~~。
さて、その風味は一言で言えば「素朴」、その中にも熟成を感じる香りと飲み口、口内に広がる濃厚な旨味が優しい~。燗にすれば熟成感がさらにアップする、好みのお酒だ!! このお酒は開封後、ゆっくり時間をかけて呑んでみたい、きっと日々風味に深みが出てくるお酒だろう!
良いお酒に出会えてよかった! ありがとう「酒幸仁」さん、ありがとう「ムラタ屋」の大将!!
あわす肴
戻りカツオのタタキ 1000円
素朴だけど熟成感が主張する「群馬泉」に合わす肴は、旨みたっぷり乗った「戻りカツオのタタキ」にする。ここのタタキの厚さは高知で食べる厚さに比べれば劣るけど、よくある居酒屋の「向こうが透けて見える」障子紙の様な厚さじゃない~! その4倍近くは間違いなくある厚さだ。大将は「後、6mmは厚く切りたいんだけどな」と笑って呟く。薬味には「玉ねぎ、青ネギ、ミョウガ、きゅうり」それに「ニンニク」と「紅葉下ろし」の赤はアクセント!
厚い切り身を一口頬張れば、口中至福の瞬間が訪れる、それに負けない「群馬泉 山廃酛純米」の燗が喉元を追いかける。カツオちゃん、戻ってきてくれてありがとう、のんべえの今宵は感謝と共に深まっていくのだ。
この南海高野線高架、レンガのトンネルが目印。
この手前のマンション駐車場に右折ですよ。
マンション駐車場内をもう一度、右折すれば
「酒幸仁」さんの店舗です、気になる方は是非行ってください~!
こだわりの日本酒がいろいろ並んでます~~。
ただ、配達もしているので来店時には確認してくださいね。
週の始まり「月から水曜日」は比較的に空いていますよ。「金・土曜日」に来店の時は電話で空き情報を確認がおおススメです。
舞台となる酒場とは
酒のムラタ屋
大阪府大阪市西成区天下茶屋2-21-13 2F 日曜定休
大阪の下町、南海電鉄・天下茶屋駅下車すぐにある。オレ的、大阪府内で五本の指に入る名店だ!適度に距離感を保ってくれる大将と店員。常時、20種類以上ある日本酒銘柄。それに合わすのは、大将の腕を振るった肴が塩梅バツグン。