東北銘醸株式会社
初孫 港月 生酛造り生詰・限定酒
原料米 非公開
精米歩合 非公開
日本酒度 非公開
酸度 非公開
アルコール分 16%
産地 山形県酒田市十里塚字村東山
今宵の一献は、お気に入りの「初孫」を醸造する山形県の「東北銘醸」さんのお酒です。そのお酒は「山形県庄内地区」でのみ発売される限定酒! 「生酛造り」で「生詰」ときている、それなのに「本醸造(醸造アルコールを使用)」の「港月」。いつも「初孫」は純米酒なんだけど、大将が「これいけるよ!」と勧めてくれたので本日の一献となったのだ(笑)。
この「初孫・港月」のコンセプトは、「生酛仕込み」で造る酒の旨さを、もっと気軽に楽しんでもらいたいという思いを込めて造られています。だから、お値段もリーズナブルにしている「地域限定」のお酒なのです。
その呑み味は、やや香り強く感じるが、滑らかな口当たり。燗で呑むと少し醸造アルコール感は否めないが、生もと造りの特徴がちゃんとあり、重すぎず軽すぎず良いお酒に仕上がっています! また「初孫」が好きなった(笑)。
IWC2018普通酒部門においてゴールドメダルを受賞しているらしいんです~。
あわす肴
カサゴ開き 680円
庶民的な「本醸造」の「初孫」に合わす肴には、やはり庶民的な魚「カサゴ」の開きにした。関西では「ガシラ」と呼ばれる「カサゴ」、顔はいかつく、背鰭には毒を持つ(少しだけどね)桟橋などでよく釣れる魚。そのイメージと味は真逆で、身は上品な白身でほんのり甘みがあり美味しい白身魚なんです。塩を軽く天日干しにされた「ガシラ」はさらに旨さを増し、酒の肴として相性がいい! 甘みのある白身を突いた後は、塩の効いた胸鰭をすすれば至福のひと時だ~。リーズナブルなお酒と庶民的な魚を肴に「普通」が大切だと、しみじみ思う今宵の一献です。
「酒のムラタ屋からのお知らせ」通りに、大将の『ワンオペ』で営業いたします。ご来店の際は、必ず『電話で空き情報を確認』して、『予約』してから来店してくださいね~ お願いします。
また常時、求人を募集していますよ。読者の皆さんで「本気」の人が居れば、連絡してみてください。
舞台となる酒場とは
酒のムラタ屋
大阪府大阪市西成区天下茶屋2-21-13 2F
営業時間 18時より 定休日 日・月曜日
大阪の下町、南海電鉄・天下茶屋駅下車すぐにある。オレ的、大阪府内で五本の指に入る名店だ!適度に距離感を保ってくれる大将と店員。常時、20種類以上ある日本酒銘柄。それに合わすのは、大将の腕を振るった肴が塩梅バツグン。