mofmof推し歩きSpin-off デジタル版限定公開企画
やまんなかタヌキ監修 たびたびまたたび動物編集室
〒769-2702 香川県東かがわ市松原2111
TEL: 0879-25-0998
営業:9:00~17:00(入園締切 16:30)
休園日は不定休 駐車場無料
大人1,500 円3歳~700 円
パトラさん来園35年!
大好きなアフリカ象「パトラ」さんが海を越えて香川県のしろとり動物園に来て35年。6月の来園記念イベントを前に、一足早く会いにいくことにした。今回は早朝和歌山港から南海フェリー(約2時間)で徳島港へ行き、路線バスで徳島駅へ(約25分)。徳島駅から特急うずしおに乗り(約30分)合計3時間の旅。しろとり動物園には12時過ぎの入園となった。
パトラさんはしとろり動物園のシンボル的存在、平日にもかかわらずパトラさんの前ではお客さんの楽し気な声が絶え間ない。早速獣舎前に設置されている「エレファントキッチン」でパトラさんのおやつを購入。
前回来た時は、特別に近くからおやつをあげられるオプショナルツアーに参加だったが、今回は柵の外から思い切り手をのばして「はい!どうぞ!」
たいていのお客さんは、パトラさんが鼻を上げて大きく口を開いた時に、おやつを投げ入れるスタイル。象さんの鼻先には鼻水(正しい表現ではない)が沢山ついていてしっとりしているから、出来るだけ鼻に触れずにおやつをあげたい人が多いけれど、パトラさんと触れ合いたい私は、とにかく手を伸ばしてがんばる。そうるすとパトラさんも鼻を伸ばしてがんばる。手に付く鼻水だってなんのその、心を通わせる至福の瞬間だった。(ヘンタイやね)そこで、私:「久しぶりやねぇ覚えてる?」パトラ:「覚えとらんけん、はよちょうだい」
この日は夕方までファンサービスに忙しいパトラさん。夕方には耳をパタパタとさせ、嬉しそうに夕飯を食べる姿も見られた。アフリカ象らしい美しい大きな耳と、メスにも見られる牙、時間がたつのも忘れてパトラさんを眺めた幸せな1日だった。中東で生まれ、推定30代後半のパトラさん、お互い元気で一緒に時を重ねようね。
進化し続けるしとろり動物園
今回は新設された屋内展示場の「アニトピア」と、前回はコロナで入れなかった「にゃんにゃんハウス」も満喫できた。アニトピアにはナマケモノをはじめ、アリクイやリクガメ、ワラビー、オオハシなどが所せましと暮らしていて、雨の日も色々な動物と触れ合え、楽しい施設だ。
5月の園内
1年半ぶりに訪れたしろとり動物園は、アニトピアが完成し、フンボルトペンギンやカワウソ舎もリニューアルされていた。今回も静かな山の中にある小さな動物園で、動物たちと緑に癒されづくしの1日となった。みんなありがとう。